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ホスト上京物語8@歌舞伎町ATLAS黒咲はる

――本日は アトラス さんでホスト上京物語を取材させて頂きます!まずは自己紹介をお願いします!
クラブアトラス支配人をやっています黒咲はるです。

――はるさんはどちらから上京されたんですか?
福島県の福島市からです。

――県庁所在地的な?
そうですね、福島の。

――じゃあ結構都会なんじゃないですか?
福島県の中じゃ結構良い方なんですけど、こっちに比べると全然田舎なので。

――福島市はこっちとは印象が違うんですか?
もう全然違いますね。やっぱり福島と東京だとものも違うし人の多さも違うし。

――ちなみに、上京してからどれぐらいなんですか?
高校卒業して直ぐだったのでもう今年で6年目ですね。

――結構長いんですね!地元に居た時はどんな感じだったんですか?
僕中学校と高校の時は、いじめられっ子ですね。

――そうなんですか!?全然印象と違いますね。
東京に出てきて人生も自分も変わったという感じなので。福島の時はいじめられっこです(笑)

――今とは全然真逆で。
本当にこの世界に入って大分変わりましたし、東京来て大分変わりましたね。

――環境で変わった?
そうですね、本当に。

――当時って歌舞伎町はどんなイメージでした?
歌舞伎町はテレビでしか見たことがなかったので本当に憧れだったし、ギラギラしてたし。
とにかくホストに成りたかった。

――そんな憧れを持って上京した?
はい。

――なぜホストになりたいと思ったんですか?
中学校の頃にホストの番組がテレビで合って、それを見てすごい憧れた。なってみたいなって。

――お金という意味で?
お金もありますし、華やかな世界だったんですよ。かっこつけるっていうそんな所に憧れて入って来ました。

――当時だと城咲仁さんとかいた時代?
ああ、もうちょっと新しい時代ですね。

――上京した時って、良くホストの求人で見かける『カバンひとつで上京~』みたいな感じですか?
僕は高校卒業して大学がこっちだったので、大学のために出てきたっていうのも有るんですよ。
それで働くとなれば、東京といえばホストクラブということで。
(学生だから)家とかは決まってましたし。

――じゃあ所持金もそこそこ?
いやー所持金は少なかったですね。本当に少なかったです。

――具体的に聞いても良いですか?
もう何千円の世界で。出勤して日払いもらって明日のご飯にありつけるみたいな。

――結構ギリギリ?
本当にギリギリですね。食べれない日が続きました(笑)

――連続食べれない記録は?
大体3日ぐらいは食べれなくて、次の日とかに初回でお客さんが来てくれてご飯に辿り着けるみたいな。

――じゃあ3日分まとめてみたいな?
そう!ほとんど溜め食いみたいな。

――そんな生活をしながらの東京歌舞伎町って当初と印象は変わりましたか?
何度か地元に帰ろうと思ったんですけど、出てきたからにはっていう思いも有ったんでとりあえずナンバー1になってやろうと思って。それで続いている感じですね。

――今は上京してきて良かったなって思いますか?
本当に人生が変わったんですね、僕は。福島にいたまんまではダメだったなってのはありますか?
福島(苦笑)のままだったらたぶん、今感じれるものとか見れているものとか全然味わえなかったと思う。上京して良かったなって思います。

――今地元に帰ったら『え?誰?』みたいになりませんか?
成人式とか帰るとクラス会とか有るんですけど、そのクラス会で気づいて貰えなかったりとか

――そんなに変わったんですね!
いじめられっ子なんで(笑)

――地方から上京しようとしているユーザーがこのインタビューを見ていると思うんですけど、中々一歩踏み出す勇気がモテないと思うんで勇気を与えるメッセージを頂けますか?
本当に良い世界なので、一歩踏み出す勇気さえあれば自分も変えられますし、僕も変わったので。気軽に出てきてみたらいいと思うので良かったらこの街で一緒に働きましょう!