そのお店でしか手に入らないオリジナルグッズは、お客様とホストの距離を縮め、売り上げアップに貢献する重要なツールです。
しかし慣れない方にとっては、「どのように作ればいいのか」「費用はどれくらいかかるのか」など、解決すべき課題が山積みかもしれません。
そこで今回は、ホストクラブ店で人気のオリジナルグッズや制作フロー、費用について解説します。オリジナルグッズの制作を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ホストクラブのオリジナルグッズとは？
オリジナルグッズとは、お店や企業などが独自に企画・デザインした製品です。お店のブランディングや宣伝など、特定のメッセージや価値観を伝えるために作られます。
また、イベントや販促キャンペーンの際に限定品として配布されるプレゼントや記念品は、「ノベルティグッズ」とも呼ばれています。こちらも、オリジナルグッズの一種といえるでしょう。
オリジナルグッズにはどんな種類がある？
ホストクラブにおすすめのオリジナルグッズには、主に次のようなものがあります。
■1. オリジナルライター
お店のロゴやホストの顔写真などをデザインしたライターは、オリジナルグッズの定番アイテムの1つです。
ライターは、喫煙する方にとっては必需品といえるでしょう。喫煙しない方にとっても、キャンドルやバーベキューなどの着火用や災害時の備えとして持っておくと安心です。持ち歩く機会が多いため、周りの人の目に留まりやすいのも利点です。
お店の宣伝に利用するのはもちろんのこと、ホストがオリジナルライターを名刺代わりとして活用するケースも多く見られます。
■2. オリジナルうちわ
ホストの写真やメッセージをデザインしたうちわは、ノベルティにもイベントグッズにも最適です。熱心なファンがイベントでうちわを掲げて応援してくれるなど、顧客との一体感を生み出すことができます。
広い扇面にロゴや顔写真、キャッチコピーを印刷できるため目立ちやすく、優れた宣伝効果が期待できます。
■3. オリジナルTシャツ
魅力的なデザインのオリジナルTシャツは、お客様が身に付けるファッションアイテムとして、優れた訴求効果が期待できます。
デザインや素材にこだわることで高級感を演出することも可能です。イベント限定デザインなどは希少価値が高いため、ブランド力強化にも貢献するでしょう。ライターやうちわに比べると価格は高めですが、特別なファンへの限定配布やイベント期間限定での販売など、戦略的な活用ができます。
上記以外にも、ホストクラブにおすすめのオリジナルグッズはたくさんあります。例えば、タオルやペンライト、ステッカー、マグカップなど、多種多様なアイテムが用意されています。
エコバッグやキーホルダー、スマホケースなど、毎日持ち歩けるアイテムも人気です。イベントなどのノベルティグッズとして限定配布する場合、化粧用ポーチや手鏡など、コスメ関連のアイテムも喜ばれるでしょう。
お客様への配布目的以外にも、店舗備品にオリジナルデザインを取り入れることで、お店のコンセプトを効果的にアピールできます。例えば、シャンパンクーラーやボトルキーパー、コースターなどに店名やロゴを入れて、他店との差別化を図るお店も少なくありません。
オリジナルグッズ制作までのフロー
オリジナルグッズの基本的な流れは、次の通りです。
1. アイテムを選ぶ
オリジナルグッズ作りで最初に悩むのがアイテム選びです。以下の点を考慮して、最適な製品を選びましょう。
■ターゲット・目的
新規のお客様を狙うのか、それとも常連のお客様や熱心なファンに特化するのか、ターゲットを明確にすることが重要です。
ターゲットが決まれば、次にオリジナルグッズで達成したい目的を明確にしましょう。
例えば、新規のお客様がターゲットの場合は、「ブランド認知の向上」や「お店のPR」を目指すのが一般的です。常連のお客様がターゲットの場合は、「親睦を深める」「リピート需要を喚起する」などが考えられます。
目的が複数にわたる場合は主要な狙いを1つに絞り、その目的を最も効果的に達成できるアイテムを選ぶことをおすすめします。
■予算・納期
アイテムによって価格や製作日数が異なります。数量が多いと単価が安くなる傾向がありますし、急ぎの注文は特急料金が発生する可能性があります。
特に店舗オープンやイベントなど、配布する日時が決まっている場合は、確実に間に合うよう早めに手配しましょう。
2. 仕様を決める
アイテムが決まったら、次は具体的なデザインを決めます。
■形・サイズ
用途やターゲットに合わせて、最適な形・サイズを選びましょう。例えば、持ち運びに便利なサイズや、使いやすい形状などが考えられます。
■素材
アイテムによっては、異なる素材が用意されています。業者にもよりますが、ライターであればプラスチック製のほか、マットなラバーコート、高級感のあるメタル加工などがあります。
■納品形態
完成品をどのような状態で納品するかを決めます。例えば、個別包装、OPP袋入り、化粧箱入りなど、さまざまな納品形態があります。予算や用途に応じて選びましょう。
3.契約
仕様が決まったら、デザインの素案と見積額が提示されます。内容を確認して納得した上で、契約を交わしましょう。
4. 入稿
お客様の希望をもとに、デザイナーが最終的なデザインを作成します。内容に誤りがないかを確認したら、入稿データとして完成させます。
入稿データの決定後にデザインの変更を希望する場合、追加料金が発生することがあります。トラブルを防ぐためにも、入稿前の素案の段階でしっかりと打ち合わせを行いましょう。契約時に、デザイン変更時の追加料金について確認しておくことも重要です。
5.制作・納品
完成した入稿データを使って印刷を行い、その後納品となります。
弊社では、お客様からのご希望を丁寧にお伺いした上で最適なデザインを作成し、完成したデザインは入稿データとしてお渡しします。また、オリジナルグッズ業者が未定の場合は弊社が代わりに業者に依頼し、印刷された完成品をお届けすることも可能です。
オリジナルグッズ制作にかかる費用相場
オリジナルグッズ制作には複数の要素が影響するため、明確な相場は存在しませんが、おおよその目安は以下の通りです。
・使い捨てライター：50円～300円
・応援うちわ：30円～100円
・Tシャツ：1,000～3,000円
上記はあくまでも相場です。製品や加工方法などによって費用は大きく変わります。製作費用は、主に次の要素によって異なります。
■製品自体の価格
製品の種類や素材、品質によって価格は異なります。予算に合った単価のアイテムを選ぶことが重要です。数量によっても単価が変動することがあり、一般的に注文個数が多いほど単価は安くなる傾向があります。
■デザイン料
デザインの難易度や、手間に応じて変動します。複雑なデザインほど高額になりやすく、お客様から提出されたロゴデータを使用するなど、シンプルなデザインは安価です。また、自身でデザインと入稿データを作成して持ち込めば、デザイン料は不要となります。
■印刷・加工費
印刷する色の数、印刷スペースなどよって費用が異なります。1色刷りは比較的安価ですが、色数が増えると費用は上昇します。モノグラムなど特殊な加工が必要な場合は、加工費も発生します。
印刷スペースを小さくする、シンプルな印刷方法を選択するなどの方法で節約が可能です。
■納期
お急ぎの場合は納期短縮への対応が必要となり、追加料金が発生する場合があります。
グッズ制作といえばラクリマにお任せ！
ラクリマは、オリジナルグッズの制作にも自信があります。ホストクラブだけでなく、幅広い業界で実績を積んでいるからです。
定番アイテムはもちろん、ユニークなアイデアもカタチにできるのが弊社の強みです。
以下は弊社が手がけたオリジナルグッズの制作事例です。
BUZZ KOTARACING グッズ
BUZZ KOTA RACINGのオリジナルグッズです。チームのシンボルカラーである黄と黒を全面に使用し、スポーティーで洗練されたイメージとスピード感を表現しました。
バースデーTシャツデザイン
歌舞伎町ガールズバー ピタラビ様のバースデーTシャツです。キャストの愛らしさと親しみやすさを演出しました。ハートマークを添えることで、誕生日のお祝いムードを盛り上げています。また、記念品としての価値だけでなく、日常的にも愛用したくなるデザインを目指しました。
ACQUA GUNMA ラッピングデザイン
ACQUA GUNMA様のアドトラック用ラッピングデザインです。街を走行する中で多くの人の目を引くように、ビビッドなピンクとブルーを採用し、インパクトのあるデザインに仕上げました。また、キャストの写真を大きくフィーチャーすることで、お店が提供する体験の一端を示すとともに、求人広告効果も上げています。
オリジナルグッズ制作においては、デザインの質やコストなど、さまざまな課題があります。特にホストクラブでは、お客様の心を掴むインパクトのあるデザインが求められるでしょう。
弊社では、これまで培ってきたアイデアや技術をナイトビジネスにも応用し、個性的なデザインを作り上げます。お店のブランド力を強化するオリジナルグッズ、ファンがどうしても手に入れたくなるノベルティグッズの作成は、ぜひお任せください。
まとめ
オリジナルグッズはホストクラブにとって、ファンとのきずなを深める大切なツールです。細部にまでこだわったデザインはお店のイメージを高め、記憶に残る特別なアイテムとなり得ます。
弊社ではお客様のニーズに応じたオリジナルグッズ制作をサポートいたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。他店には真似できない特別なアイテムを提供し、売り上げアップを目指しましょう！
