過去、No9のKo-kiさん、ACQUAの愛してりゅーさんなど超大型入店をピックアップしてきたACQUA GROUPさん。
2018年4月、また一人の大型入店が決定しホスト業界に激震が走りました。
「2年連続年間売上げ1億突破」
「3年連続指名本数1000本突破」
この驚異的な数字を叩き出した「春次(しゅんじ)」さんがACQUA GROUPに入店。
今回はこの春次さんに”1億の売り方”というテーマでインタビュー。驚異の結果を残してきた裏側でどのような努力があったのか?同業の現役ホストさんも必見のインタビューの模様を2週に渡りお届けします!
大企業に就職しサラリーマンへ。3年後ホストの世界へ足を踏み入れる
僕がホストになったのは6年前。24歳で大学を卒業し大企業に就職。サラリーマンになりました。
昼職で働きはじめてから3年が経った頃、ちょっとした興味からホストクラブへ面接に行ったんです。最初は1~2ヶ月程度やってみて「合わなければ辞めよう」と安易な考えでしたが、昼間の世界では味わうことのできない刺激的な世界にすっかり魅了されてしまいました。
”ホストとして成功する”と決心し、歌舞伎町の有名グループ2店舗での経験を経て、今年の4月にACQUA GROUPへ入店しました。
代表としての経験が大きな財産
ACQUA GROUP入店前のお店では代表という立場で働いていました。
代表になると自分についてきてくれるスタッフが売れるようになることを考え、さらに自分自身も結果を出し背中を見せなければならない。
時間とお金を従業員に使う機会が増え、お店全体の売上げや方向性など自分以外のことを考える時間が増えました。いろんな苦難や葛藤がありましたが、今思い返せばとても良い経験になったと思います。
「代表」という立場を与えてくれたことに感謝していますし、その経験があったからこそ得られた財産は大きかったですね。
今の給料を捨ててでも昼の世界に挑戦したい
僕も32歳になり今後のビジョンを考えたとき、ホストクラブ以外のジャンルで成功しなくてはならないと思いはじめました。プレイヤーとしてもまだまだ通用すると思っていますし、今後数年間は売り上げもキープできるでしょう。
しかし、どんなに売れて結果を出していても、この業界を離れたら『ただの32歳の男』なんです。もちろんホストという仕事は好きだし誇りを持ってやってきた仕事です。昼職だったらこれだけの給料を得ることもできなかったでしょうし、これだけ多くの仲間もつくれなかったと思います。
それでも今後10年、20年と長いスパンで考えたとき、今の給料を捨ててでも昼の世界で挑戦して行こうと思ったんです。僕が最終的にACQUA GROUPへ入店を決めたきかっけは、ホスト以外でも幅広くビジネス展開していたこと。
このグループなら僕がシフトしていきたかった「昼の世界」でも大いにチャンスがあると思ったから。今はACQUAでプレイヤーとして働いていますが、いずれはホスト以外のビジネスへ挑戦してくつもりです。
「売れるホスト」には2つのパターンがある
今回のテーマでもある「1億の売り方」について話していきたいと思います。
僕が経験してきたホスト人生の中で、売れるホストには2つのパターンがあると感じています。1つ目は『天才的なホスト』。例えばRESISTANCEの「蓮士」さん。僕自身も一緒に働いてきた方でその営業方法や行動は間近で見てきました。僕が年間売上1億、指名1000本という数字を叩き出せたのは、まぎれもなく蓮士さんのやり方を学んだからこその結果だと思います。
出典:http://resistance.sinceyougroup.com/
それでも蓮士さんには追いつけない。ここには努力では埋められない『天才的な才能』があるんです。この天才的な才能を持ったホストは、通常では達成できないような売上げをあげる。こういった素質を持っている人はこの業界でも本当に少ないと思います。
2つ目は『あきらめない人』。僕はこのパターンの人間です。売上を上げる方法は人によって様々だと思います。僕自身、自分なりのやり方である程度の売り上げは確保できました。それでも「年間1億を継続する」となるとそう甘くはない
いろんな売れっ子ホストのやり方を見て、聞いて、自分の中に落とし込んでいく。常に壁にぶつかりながらも、決してあきらめることなく戦い続けた人間だけが見ることのできる景色だと思います。「あきらめない」と口で言うのは簡単ですが、それを実行していくことは本当に大変なことなんです。最後は自分自身との戦いですね。
無理がない金額で何回も来ていただく
売上げ1億を達成するために重要なこと、それは「指名本数」です。僕は3年連続で指名本数1000本を達成しました。
指名本数は売上げよりも意識してきました。エースのお客様をつくる方法もあると思いますが、その方法では長続きしません。僕の場合は、自分を指名してくれるお客様を多くつくることで売上げを維持しました。
そして、そのお客様が無理をしない金額で、何回もお店に来ていただくことを大切にしてきました。例えば、毎月200万円を使ってくれるお客様が一人いるのと、20万円を使ってくれるお客様が10人いるのでは売上げは両方とも200万円で差がないように見えます。しかし、一人のお客さんに頼ってしまうと、そのお客さんが切れたときに売上げがなくなります。
後者のやり方であれば、1人のお客様が切れたとしてもその20万円の穴埋めはそんなに大変なことではありません。こうして、指名客を月平均で83人呼ぶことで指名本数1000本は達成できるんです。そして、お客様に無理なくお金を使っていただくことで、「2年連続売上1億円」を達成することができました。
インタビュー後編では「1億の売り方」をさらに詳しく解説していただきます!ご期待ください!!
インタビュー後編は6月29日に公開予定です。