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【雛子の体験記】第16回 今と昔のホストクラブの違い

2019/02/19 (Tue)

【雛子の体験記】第16回 今と昔のホストクラブの違い

こんにちは雛子です。今回は「今と昔のホストクラブの違い」について書いてみたいと思います。

と、改めてホストクラブの変遷について考えてみたときに特筆すべき点は何かと、まずGoogle検索。その結果として「ネオホスト」という言葉がポイントとなりそう。ふむふむと、さらに検索を進めてみると、自分の中での「ネオホスト」と最近のメディアでの使われ方に違いがあるみたいです。

業界の流れを変えた「ネオホスト」というカテゴリー

「ネオホスト」とは、私の中ではホスト雑誌上のファッションジャンルの一つ(ちなみに対義語は「バトラー」)と認識していましたが、実際にはもっと広い意味で使われていて、今のホストクラブについて語るに不可欠な言葉のようです。

どうしてもネガティブなイメージを払拭することが難しい「ホスト」という言葉ですが、「ネオホスト」の誕生によって少し印象が変わりつつあるのかと感じています。

最近ではローランド氏の「名言」はテレビ番組でタレントが使っていたり、PARCOで展覧会が開催され大盛況だったり、ホストという枠を越えた活躍には驚くばかりです。お会いしたことはありませんが、彼の言動にネガティブなイメージを持つ人は少ないでしょう。

また歌舞伎町ADEOSの「還暦ホスト」鶴谷氏も、最近様々なメディアで注目されています。鶴谷氏の言葉から「昔は社交ダンスとゴルフ」が嗜みだったようですが、今は時代の変化によりホストに求められるものも多角化し、「ネオホスト」という発想になったのかと思います。

SNS講習会を行うグループも。タレント化するホスト業界

ネオホストと言えどもホスト。基本的に女性客がお酒等を飲みながら楽しい時間を過ごす相手をするのが仕事という点に違いはありません。

黒系や光沢のあるスーツを着て派手なスジ盛りの髪型をしていれば良かった少し前のスタイルから、現在はカジュアルな服装や流行を取り入れたスーツを身につけたり、それに合わせたヘアメイクや小物の選び方が各ホストのアピール手段として重要となっています。

歌舞伎町(もしくはホスト業界)独自の流行があるのは確かですが、時代の変化とともに「こういう風にしていれば大丈夫」ということは減り、SNSやYouTubeといったツールを使って世の中へ発信することが不可欠となっています。

炎上の不安もあるSNSですが、上手に使うことで地方からお客様が会いに来たり、多くの人に興味を持たせることが可能です。大手グループではSNS講習会を実施しSNSの使い方を学んでいる様子は、もはやタレント養成所のようです。

「会いに行けるアイドル」をコンセプトとし成功したAKB48グループのように、歌舞伎町のホストも「一緒に飲めるアイドル」というイメージ戦略が今の時代にフィットしているようです。(「出待ち」されるホストもいるとのこと。しかし、それは正しいホストとの関わり方ではないので止めましょう!)

よりカジュアルに、誰でも立ち寄りやすく

もうすぐ春、ホストとお客様、共に初めて歌舞伎町に足を踏み入れる人が増える時期。それと同時に世間でのホストクラブへの興味が高まっている今、この世界にへの敷居は確実に低くなっています。「ネオホスト」という言葉はその状況を表す上でキーワードとなるでしょう。

お客様もホストも、必ずお酒を飲まなくてはならないということはありません。ドラマ等でイメージされるような特別なドレスコードもありません。初回は特に明朗会計で、予算も前もってわかるので安心です。

ホストクラブで遊ぶことが合う合わない、楽しめるかどうかには個人差があるでしょう。「ネオホスト」が象徴する、ルールもモラルもしっかり守っている今のホストクラブは一度体験してみるには怖いところではありません。日々変わる世の中の価値観に合うホストクラブ文化が「ネオホスト」という概念を生んだのだと考えると、まだまだ変化するであろうことに期待してやみません。