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本日の偉人 歌舞伎町U.S ISSA-DX代表

――自己紹介をお願いします。
クラブユースのISSA-DX(イッサデラックス)です。

――よろしくおねがいします!
よろしくお願いします。

――5分でわかるホスト界偉人の軌跡ということで、ISSA-DX代表にお話をお伺いします!
本当に5分で終わらせてくださいね!

――わかりました(笑)まずISSA-DXって名前が凄い気になるんですけれど…
ああ、その質問来ましたか(笑)
僕、昔はISSAだけだったんですね。5年前ぐらいまではISSAでやっていたんですけれど。
まあ、こうやってお店を持つようになって、自分の気持ちの面でも心の面でも、体の面もね、前よりもデラックスで、大きくなったかなって。

――そういう意味でデラックスを追加したんですね!
はい。僕から言わせてみれば、マツコデラックスさんが僕のをパクったんじゃないかなっていうぐらいの。

――どっちかといえばパクられた?
もう凄い気分悪いんですよね。マツコさんテレビに出てるんでね。

――自分を追い込むために敢えてデラックスをつけたんですね。
はい。

――ホスト歴は?
そうですね、5年ぐらい前ですね。

――5年で今の地位に登った?
大学卒業してから、本当は体育の先生になろうと思って中学と高校の教員免許だけ取って、それで何やろうかなって思ってたんですけど、奨学金とかも借りていたので。単純に早いお金が欲しくてホストをやりましたね。

――お金が必要だったというのがキッカケ?
そうですね。借金まみれだったので。

――元々は先生に成るっていう夢があったんですか?
はい。

――そこからはかなり異色な業界ですが…最初ホスト業界に入ってどんな印象を受けましたか?
入った瞬間の印象は、先輩達怖いなって。みんな売れてるな、どうやったら売れるのかなって。
凄い数字を売ってたんですよね。僕が入った時みんなナンバー陣の先輩方が凄い数字を売っていたので、こんな凄いんだ、こんなヤツがこんな凄いんだ!?っていう驚きでしたね。逆に。

――見たこともないような大金を手にした先輩方が?
そうですね。こんなカッコ悪いのになんで売れてんの?って正直思ってました。

――そんな先輩に憧れがあった?
あんまり憧れはなかったですね。その時は。見ての通り僕こういう感じなので、ホストっぽい“ホスト”って感じじゃないんで。
そういう人たちにこっぴどく虐められていたので。こういう人には成りたくないな、って。反発ですよね。僕は僕のスタンスで行こうって。

――ISSAさんは昔から短髪スタイルで?
短髪ですね。ずっと。伸ばしたこと無いですね。

――実際にホストとして、プレイヤーとして売上を伸ばしてきたからこそ今があると思うんですが、どんな方法で売上を伸ばしてきたんですか?
まずは嫌いな先輩、僕が入った時フリーのお客さんが、初回のお客様の席に着くことがほとんど無かったんですね、先輩ばっかり先に着いてたんで。
まずは、その売れてるナンバー1、2、3の先輩にゴマすりました。媚を売りました。その人からお客さんを紹介してもらおうと思って(笑)
ナンバー1、2、3にめっちゃ媚売りましたね。あと、営業後の時間外キャッチとか。銀座に一人でキャッチ出ましたね。ナンパしに。名刺だけ配りに。

――努力されたんですね。
はい。

――プレイヤーで売れるようになってから経営側に回る経緯は?
仕事をする上でどういうふうに思うかが二通り有ると思うんですよ。
人に使われるか、自分が使う側に立つか。僕は人に使われるのが嫌いなので。
ある程度お金も溜まったので、自分で出来るんじゃないかなって思ったので。僕は人を使う側の立場なんだなって、ちょっと自信過剰になって(笑)
それで、お店を持ちましたね。

――実際にお店を立ちあげて、理想と現実って違いましたか?
…想像通りでしたね(笑)

――じゃあ逆に言うと良い方向に成功できたと?
想像どおりでしたね。裏切りもあれば、人間関係が深まる部分もあれば。学生の、教員免許を取る時に教育実習とか行ってたんで、いろんな生徒だったり部活を見てたんで、そのまんまでしたね。
どの世界でも人間関係って共通していることだし、僕がサボれば人もマネするし。

――経営者になるとお金の面では余裕は出る?プレイヤー時代と比べると。
いやいやいや、寒いですよ(笑)

――お金が全てではない?
まあそうなんですけど、お金は結構大事です(笑)

――これまでの最大の失敗談は?
警察に…捕まった事ですかね(笑)

――それは何か悪さをして捕まってしまったと?
そう。ちょっと色々あって警察に捕まってしまった事ですね。あんまり言えないんですけれど。

――今後の目標やお店の展望は?
クラブユースっていうのは、僕…今の日本もそうだと思うんですけど、若い力のエリート集団を育てたくて、作りたくてユースっていう名前にしたんですね。
若いうちに自分の商品価値を上げることによって、その人の人間のサイズってすごい変わって来ると思うんで。人間的にも成長したいな、って思う人であれば。
今の現実で本当に満足しているのか、良いのかなこれ。このままじゃ終われない!っていう気持ちがあれば、うちのクラブユースにね、青少年のエリート集団に顔を出してもらえればそれを肌で感じる事ができるんじゃないかなって思っています。