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ホスト上京物語12@歌舞伎町RISING雅

――ホスト状況物語という事で、上京したエピソードを色々お話いただければと思います!まずは自己紹介をお願いします。
綺咲 雅(きさきみやび) です。

――雅さんはどちらから状況したのでしょうか?
僕は大阪ですね。

――あまり訛り感じないですね!?
ホンマですか?(笑)めっちゃ大阪弁です(笑)

――上京してから長いんですか?
いやまだ全然ですね。まだ3ヶ月ちょっとぐらいですね。

――まだまだ方言もばりばりで。
そうっすね。なかなか。

――大阪のどの辺りなんですか?
枚方(ひらかた)ってとこなんでほとんど京都なんですけど。大阪の上の方ですね。

――京都寄りの方で?
はい。

――なぜ上京してホストをやろうと思ったんでしょうか?
僕は元々6年前ぐらいに大阪でホストをやらせてもらっていたんですよ。その時は昼間の仕事に戻るってことできっちり引退したんですけど、その時にやっぱいつかは1回歌舞伎でやってみたいなっていう気持ちが有ったんですよね。その気持ちを残したまま昼間の仕事をしとって、まあ夜をやりたい!という気持ちが、熱が再発した様な感じで。思い出したら止まらないタイプなので、そのまま昼の仕事を止めていきなり上京してきたような形です。

――じゃあ夢を抱いてって感じなんですね。
そうですね。

――今、持っている歌舞伎での夢というのはどんな感じでしょうか?
歌舞伎での夢、やっぱり今の店でナンバー1にはなりたいですよね。来たからには(笑)

――では上京するまでの経緯なんかを聞いていきたいのですが、まず上京するときの交通手段は何で?
新幹線で来ようと思っていたんですけど、結構僕旅行みたいなんが好きで、久々に夜行バスとか乗ってみたいとか思いまして(笑)時間掛けて夜行バスで来ましたね。

――何時間ぐらい掛かるんですか?
えっと、大阪を出たのが8時ぐらいでこっち着いたのが7時過ぎなんで、約半日ですね。

――本当に丁度夜から朝まで?
はい。

――上京した時って『ここに住もう!』とかそういう計画ってあったんですか?
それが全くわかんなかったんですよね(笑)東京自体がほとんど来た事無いんで。バス降りた瞬間右も左もわからずに何も決まっていなかったですね。

――良くある求人で『カバン一つで上京可能!』みたいな事書いてあるじゃないですか。
ああ、もうそのまんまですよ(笑)

――カバン一つで来たんですか?
カバン一つで、ボストンバックパンパンにして来ましたね。

――着替えとか?
着替えとかパンパンに入れて。

――ちなみにお金はどれぐらい持って来たんですか?
お金は、実際10万弱ぐらい。8万ぐらいちゃいます?

――上京して来て働くまでって生活はどういう感じだったんですか?
生活的には、上京してきた時点でこの店で働く事が決まっていたんですよね。だから上京してきた次の日からここで働かせてもらっているんで、お金的にはそこまで困りはしなかったですね。

――大阪に居るときに電話やメールで応募してたんですか?
そうですそうです。うちの店は写メでも対応してくれるというのがあって。それでちょっと僕の詐欺写メじゃないっすけど(笑)送って、昼間の仕事を正社員でやっていたので止めるんやったらやっぱりきっちり辞めて行きたいし。いきなりそんな上京して面接してダメでした!っていって、戻れない上京なんで(笑)それで写メを先に送って。

――背水の陣的な?
そうですね。

――実際働いてみて、東京来て良かったなって思いますか?
思いますね。やっぱり人生1回しか無いんでね。まあこんなん言ったらおっさんくさいかもしれないんですけれど。マジでホンマにやれることは1回しか無いからやれることはやっておこうと思って。だから今こっちに来て良かったと思っています。

――大阪に未練は?
最初出てくる時は、絶対にホームシックになるわ!って思ってたんですけど、意外と無いんですよね(笑)。やっぱこっちはこっちで凄い良い仲間がすぐにできて。そうなったから寂しくないですよね。

――帰省とかたまにするんですか?
まだ全然してないですね。

――まだ3ヶ月ですもんね。
そうですね。はい。

――これからたまには実家に顔出してって感じですね。
そうですね、暇があれば。

――では最後の質問になるんですが、まだ上京に踏み切れないユーザーの方がこの記事を読んでるんですね。
ああ、はいはい。

――なので、上京してきた先輩として後輩にアドバイスなんかいただけないですか?
なるほど。
そうですね…、少しでもやっぱ水商売って言えばみんな歌舞伎町ってあるじゃないですか。水商売と言えば歌舞伎町というのが絶対出てくると思うんですよ。

――イメージはありますよね。
うん。やっぱそういう気持ちが少しでもあるんだったら迷わず飛び出して欲しいかなって思いますよね。
絶対に、ホンマに飛び出して損はないと思うんですよ。やらんと絶対に掴めるもんも掴まれへんし、だから一歩でも前に出て欲しいとおもいます。

――わかりました!きょうはありがとうございましたー!!