――今回はホスト上京物語ということで上京時のエピソードなど思い出話を聞かせて下さい。
はい。
――まずは自己紹介をよろしいですか?
クラブカオスの帯川 巧(おびかわたくみ)と申します。
――まず巧さんは上京したということですが、出身はどちらですか?
山形です。
――山形と言えばサクランボで有名ですね!?
そうですねー!
――他に有名な物は?
他には…だだちゃ豆。
――だだちゃ豆?
豆っすね。
――なるほど。色んな特産品があるんですね!
はい。
――ちなみに、なぜホストになろうと思ったんですか?
お金が欲しい!につきますかね(笑)
――お金の使い道とか考えとか有ったんですか?
使い道というか、一度きりの人生なので、良い車に乗りたいとか良い家に住んでみたいっていう夢があったので。
――ちなみに、今狙っている車とかあるんですか?
そうですね…ハマーですね!!
――けっこういかつい感じの?
そうですそうです!
――あれカッコイイですよね!ホストって全国各地あると思うんですけど、なぜ東京歌舞伎町を選んだんでしょうか?
やっぱりホストイコール歌舞伎町という感じだったので、それで東京に出てきました。
――地元に居る時って歌舞伎町はどんなイメージでした?こういう所だろうなーみたいな。
そうですね…いっぱい夢が詰まってそうだなって。歌舞伎町ドリームっていうんですかね(笑)
――なるほど(笑)夢があるなと?
はい。
――いざ上京を決意したきっかけは?
きっかけは、ネットでカオスの求人を見たことですかね。
――ネットでカオス以外のお店は見なかったんですか?
見たんですけど、初めてネットで求人情報を見た時に、一つめに目に入ったお店だったので迷わず電話しました!
――けっこう運命感じた的な?
そうですね。
――上京するにあたって、準備とかって何かやりましたか?
準備という準備はしていないんですが、とりあえず服とお金を4000円か5000円持って、もう『かばん一つで』ってこの事なんだなーって。
――なるほど(笑)良く求人情報に書いてありますよね!
はい。もう本っ当に何にも持ってなかったんですよね。
――結構勢いで出てきたんですね。
そうでうすね。はい。
――でも、地元をいざ離れる時って寂しい気持ちとかはありませんでした?
今まで生まれてからずっとお世話になった地元だったので、寂しさも有った反面、これからホストやって売れてやるぞ!っていう期待反面って感じでしたね。
――いざ東京に着いてから実際働くまではどれぐらいかかりました?
もう、上京したその日からっすね。
――じゃあその日に面接とか行って?
もう体入とか全く無しでその日から本入させてもらいました。
――ちなみに住むトコとかは?
住むのは、その日本入してそのまま寮で。
――じゃあ本当に『かばん一つ』で大丈夫だったんですね!
そうなんですよ!もう本当に。生活用具とかは寮に揃ってたんで、本当に服と4~5000円だけで来て大丈夫でした。
――他の店に面接行きたいとかは無かったんですか?
無かったですねー!面接時に内勤さんの印象がとても良い印象だったので、ここのお店で働こう!って思って。
――いざ本入店しようって思った時に、初めての業界だと緊張とかしませんでした?
そうですね!ホスト自体が初めてだったので、もう不安と緊張感で一杯でしたね。
――まわりの人ホストホストしてるなーとか?
そうっすね。みんなホストなのに自分だけ一般人みたいな感じですね。ホストになりきれていない感じで。
――上京した日から働き始めたって事は髪の毛のセットとかは?
お店にヘアメイクさんが居たんで、お店ですぐやってもらいました。
――じゃあ最後になるんですが、今上京しようか迷っている読者の方がいっぱい居るんですよ。そんな方に、上京した先輩として一言メッセージを頂けないでしょうか?
そうっすね。ホストの世界って暴力だったり派閥とか有る世界だと思ってホストの世界に入ることを躊躇している人もいっぱい居ると思うんですけれど、意外と自分も入ってみて実感したんですが、良い先輩がいっぱい居ますし良い環境だったので。
やっぱ人間である以上はひとりひとり全員に売れるチャンスが有るとおもうので、今ホストをやろうか迷っている皆さん!ぜひホストをやってみて下さい!!