ホスナビスタッフの「青ヒゲ」です!前回のコラムが意外にも反響をいただきちょっとテンション上がってます。ということで、第2話では青春時代を共に過ごしてきた愛車を紹介しようと思います。
1台目 KAWASAKI『ゼファー400』
16歳のときに中型免許を取得し、一番最初に購入したのが「ゼファー400」。
ノーマルで走っていたにも関わらず、地元栃木の謎ルールによって暴走族に強制入会させられるキッカケとなってしまった苦い思い出が詰まったバイクである。(謎ルールについては前回のコラムを参照)
「火の玉カラー」はゼファーの定番だが、白×水色のオリジナル塗装に一目惚れし、母に頼み込んで購入したはじめての愛車。
2台目 KAWASAKI 『ゼファーχ』
1台目と同じゼファーではあるが、仕様が変わった「ゼファーχ」が2台目に乗ったバイク。見た目も、随分といかつくなった。
EARL'S オイルクーラー、ZXR足回りに変更、ボアアップ、バックステップなど、この見た目でありながらスピード重視の仕様。(ぶっちゃけ良く分かっていなかったけどとにかく速かった)
1台目と同じ火の玉カラーだが、タンクカバー、サイドカバー、テールなどは憧れのZ2仕様! 「コブラツイスト管」という超悪そうなネーミングのマフラーからは、CBXのようなキレの良い高音サウンドが楽しめた。個人的に一番気にいっていたバイクである。
3台目 SUZUKI『GS400』
「現行車よりも旧車」というなんとなくの風潮もあり、KAWASAKIからSUZUKIに浮気。
なんといってもGSの吸い込み音は、男心をくすぐるものがある。黒のE2カラーでデュアルカウルと三段シートの高さを合わせ、ハンドルは悪絞り35センチ。全体的にキレイにまとまっていた渋めのバイク。
4台目 KAWASAKI 『ゼファー400』
こちらが現役引退時に乗った最後のバイク。 ←またゼファーかよ!
引退集会の数ヶ月前から「チャンプロード」を見て自己流で組み立てた。
この高さになると一番困るのが置き場所。あまり仲の良く無かった友人宅に「大きな倉庫がある」という情報を聞きつけ、数ヶ月かけて仲良くなりこのバイクを置かせてもらった。この友人のおばあちゃんはこのバイクを御神輿(おみこし)だと思っていたらしい。
"どれだけ高さを出せるか" 的な意地もあり、このバイクでは1.8メートルまで高さを出した。もちろん上げれば上げるほど強度と運転技術も必要になってくる。ブチあげ仕様の本場、茨城県では高さ2.3メートル、2段ロケットのブチあげバイクが普通に走っていたから驚きである。
5台目 HONDA 『トゥデイ』
あれから10数年。今乗っている愛車はこちらのトゥデイ。「乗らないいからあげる」の一言でもらったバイクだが、走行距離はまさかの20キロという奇跡。可愛くてお気にいり。
今ではめっきり少なくなった暴走族。「ヤンキーがもてる時代は終わった」なんてTVで言ってたけど、確かにここ数年で激減したと感じる今日この頃。時代の流れは凄まじいですね。以上、青ヒゲが2回に分けてお届けした「暴走族コラム」でした!