どの業界でも面接って緊張しますよね。ましてやホスト未経験者にとってホストクラブの面接は未知の領域。でもホストクラブの面接も普通のアルバイトの面接と変わりないです。
今回はホストクラブの面接で合格するコツを、実際に面接を担当しているRolfの「猿飛(サルトビ)」さんにうかがいました。これを読めば安心して面接できますよ。
ホストクラブの面接官はめっちゃ優しかった
昔ながらのホストクラブのイメージを持っている人にとって、ホストクラブの面接官も「ザ・水商売」というイメージを持っているかと思います。
でもホストクラブが恐いのはずっと前の話。だって面接が恐かったら働いてくれないですもんね。ということで、取材させていただく猿飛さんも優しくて丁寧な方。
少し猿飛さんのエピソードを。元々、人と話すのが苦手で女性とお付き合いしたことも無いという猿飛さん。
この業界に入ったのは今から約3年前。「ダメだったら1ヶ月で辞めよう」そんな考えで地元の静岡から上京するも、最初に受けたボーイズバーの面接でまさかの不合格。次に面接を受けたのがいま在籍しているRolfだったそうです。
コミュニケーションが苦手だった猿飛さんが、今ではRolfを支える店舗運営スタッフとして面接を行っています。
どうです?ホスト未経験の方でも安心して話ができそうでしょ?
挨拶がしっかりしている人は成長する
ー 面接ではどんなことを聞いていますか?
過去の経歴、なぜホストという道を選んだのか、Rolfに来ようと思った理由などをお聞きしています。
将来の夢や目標がある方は、そういった話も聞かせていただいています。やっぱり何かの目標に向かっている方は、ホストとしても成功しやすいですからね。
ー 面接にはどんな人が来ますか?(職業、年齢など)
お店によって年齢制限や最低の勤務日数などの制限を設けている店舗もあると思いますが、当店は年齢制限も勤務日数の制限も特に設けておりません。
そのため、全国各地から本当に色々な方がいらっしゃいます。最近では学生さんやWワーク希望の方も増えています。
シフトは1週間毎の提出、出勤時間も各自の都合で出勤していただいているので、自分の時間を有効に使えるような働き方も可能です。
ー ズバリ合格率を上げるポイントはありますか?
ポイントというほどではないのですが、挨拶や受け応えがしっかりしている方にはやはり魅力を感じます。
実際に入店した後も、面接で印象が良かった方は成長も早いです。レギュラー勤務で働いてくれる方は、お店としても助かりますので合格率は高くなると思います。
もちろん、お店にもよって様々ですが当店ではまずは「アルバイトからはじめてみたい」という方でも歓迎しています。
ー お店選びの際に注意することは?
ご自分の希望の勤務日数、どれくらいの規模のお店で働きたいのか、自分自身どんなホストになりたいのか、人それぞれで変わってくると思います。
アルバイトを採用していないお店もありますし、給料形態もお店によって様々です。大切なことは「ご自身の一番譲れない項目を、そのお店が満たしているかどうか」が重要ではないでしょうか。
ー 逆にどんな人が不合格になりますか?
面接の際にしっかりと受け応えができない、挨拶ができないなど、社会人として最低限のルールを守れない方は残念ですが不採用にさせていただいています。
よく勘違いされがちですが「カッコ良く無ければホストになれない」ということはありません。私たちが重要視しているのは気持ちの面です。
「気持ち」が合格のポイント
実際、ホストクラブの面接での成功のカギは「気持ちの面」が重要だということが分かりました。
あとは、入店したあとに「失敗だった」とならないよう、自分自身がどんな働き方をしてどんなホストになりたいのか?その点を、しっかり考えた上でお店選びを行うと気持ちよく働くことができることでしょう。
今回取材にご協力いただいた猿飛さんが在籍するRolfでは経営陣との距離が近く、大手グループにはないアットホームさが特徴。
未経験者がホストデビューするにはピッタリのお店ですので、この記事を見て気になった方はお気軽にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?