｢ホストクラブのシャンパンタワーが気になるけど、全部でどれくらいの金額が必要なんだろうか。｣｢シャンパンタワーって、どうやって頼んでいるの？｣など、ホストクラブに通い始めれば、自然とシャンパンタワーに興味をもつのではないでしょうか。

しかしながら、シャンパンタワーは値段が高く、注文する際にはとても勇気がいりますよね。そこで、今回は具体的な値段や種類、頼み方などについて調べてみました。シャンパンタワーを注文してみたい人は、是非参考にしてみてください。

シャンパンタワーの値段と種類

シャンパンタワーの金額と種類について紹介します。

相場は平均50万円～100万円

お店の種類や大きさによって金額は変わりますが、調べたところ、平均相場は50万円～100万円程度と言われています。

サイズや段数によって値段が変動

シャンパンタワーは、並べ方や段数によって大きく金額が変動するのが特徴です。大きく区分すると3つの並べ方があります。

・三角形のタワー
・四角形のタワー
・丸形のタワー

以下では各種類の特徴を解説します。

定番の｢三角形のタワー｣

定番のシャンパンタワーの形です。他のシャンパンタワーに比べてすっきりとした印象があり、これぞシャンパンタワーと思わせてくれます！

・5段(グラス35個)：15～25万円程度
・6段(グラス56個)：30～40万円程度
・7段(グラス84個)：40～50万円程度

バルーンやパネルなどでデコレーションも可能で、より豪華に装飾することができます。

存在感のある｢四角形のタワー｣

｢三角形のタワー｣に比べ、より多くのグラスが必要です。そのため、より重厚でゴージャスな仕上がりとなり、その存在感は圧倒的です。

・5段(グラス55個)：30～40万円程度
・6段(グラス91個)：40～50万円程度
・7段(グラス140個)：75～100万円程度

周年イベントや生誕祭などの特別なイベントで使用されやすく、年1回注文するかどうかの貴重なものです。これを注文できれば、担当キャストからの信頼を一段と高める素晴らしい機会となるでしょう。

金額が抑えやすい｢丸形のタワー｣

見た目が可愛らしく、実は使用するグラスが少ないのが特徴です。そのため予算を抑えることができます。

・5段(グラス31個)：15～20万円程度
・6段(グラス47個)：25～30万円程度
・7段(グラス66個)：35～40万円程度

内側のグラスにシャンパンを注ぐのは形状上難しいため、丸形のシャンパンタワーでは、外側のグラス以外はアクリル板でふさがれているのが一般的です。

シャンパンタワーで使われるシャンパンの本数・種類は？

通常、グラスの数が多くなれば使用するシャンパンの本数も増えます。例えば、5段のシャンパンタワーを注文した場合、必要なシャンパンの本数は以下の通りです。

必要なシャンパンの本数
・5段三角タワー：3～5本
・5段四角タワー：6～8本
・5段丸形タワー：3～4本

やはり四角タワーは、グラスとシャンパンの両方をたくさん必要とします。また、どのホストクラブでも5種類以上のシャンパンが揃っているため、シャンパンタワーを注文する際はお気に入りの種類を選ぶことができます。

シャンパンタワーを注文する際は、タワーの形やお酒の種類を考えて、予算に合ったシャンパンタワーを注文しましょう。

お店によっては50万以上の注文をしないと、シャンパンタワーの注文受付をしてくれない場合もあるので注意してください。

失敗しないシャンパンタワーの注文方法

シャンパンタワーの相場・種類について紹介してきましたが、以下では、実際に頼む時の注文方法・手順について解説します。

手順1.予算から決めよう

シャンパンタワーは規模によって値段がピンキリです。まずは予算額から決めましょう。お店のメニュー表を事前に確認しておけば、必要な金額も分かっており注文する時安心ですね。

手順2.事前に電話予約が必要

ホストクラブによっては、大きなシャンパンタワーのグラスや台座を在庫していないお店があります。そのため、事前にシャンパンタワーをしたい日をお店に伝えましょう。

特に急に依頼して断られることがないように、余裕をもって伝えるのがポイントです。

手順3.サプライズにしたい場合はスタッフに相談しよう

シャンパンタワーは、担当キャストにサプライズとして入れることも可能です。サプライズしたい人は、スタッフだけに伝え当日まで秘密にして欲しいことを依頼しましょう。

あなたからサプライズのシャンパンタワーを贈られた時には、きっとびっくりして喜んでくれるはず。思わぬ表情が見られて、とても素敵な記念になるでしょう！

手順4.注文するタイミングはイベント日がおすすめ

次に、どのタイミングでタワーを入れるか決めましょう。担当キャストからシャンパンタワーが頼まれる代表的なタイミングは下記の通りです。

・BD(バースデーイベント)
・昇格祭
・周年イベント
・卒業イベント

キャストとしては｢イベント日にシャンパンタワーを入れてもらって、自身のイベントを盛り上げたい｣という気持ちがあるので、基本的に個人イベントの際に注文すれば喜ばれます。

シャンパンタワーに関するよくある質問

Q1.シャンパンタワーの由来は？

シャンパンタワーの起源については、主に2つの説が存在します。一つは、フランスの農民が収穫祝いに集まり、カップを積み重ねて楽しんだことに由来すると言われています。

もう一つは、日本の「水合わせの儀」という文化が影響を与えたという説です。また、モエ・エ・シャンドンが、パーティーを華やかにするために考案したという説もあります。

シャンパンタワーは、感謝と幸せを象徴しており、上から1段目に自分自身、2段目以降は身近な人、仕事仲間、お客様などを見立てており、周囲を巻き込みながら幸せを伝えるイベントです。

主役のキャストと姫(女の子)の幸せな姿を見て、周りのキャストも幸せになって欲しいといった気持ちをこめられています。

Q2.注いだシャンパンは自分が全部飲まなきゃいけないの？

シャンパンタワーのお酒は、頼んだ姫や担当キャスト、集まったキャスト全員で一緒に飲みます。たとえ量が多くても、キャスト達が盛り上げながら最後まで残さず飲み干してくれます。お酒がたっぷりあるほど、余興のイベントが長く続く楽しいひとときにつながりますよ♪

Q3.キャストの給料にちゃんと反映されるの？

お店の規則にもよりますが、シャンパンタワーが注文された場合、通常は売上の50％がキャストの収入となります。特に報酬体系の良いお店では、売上の70％が給与として支払われることもあると言われています。

Q4.シャンパンタワーを頼まれたら断れるのか心配

担当キャストから、自身の成績を上げるためにシャンパンタワーをお願いされることもあるかもしれません。しかし、自分の経済状況に合わない出費は避けましょう。

大好きな担当からシャンパンタワーをお願いされたら、女性としてついやってあげたい気持ちになりますが、お金がない時にはきっぱりと断るのがポイントです。

もし、断るのが難しい場合は、シャンパンタワーの代わりにオリジナルシャンパン(オリシャン)などを入れるのも良いでしょう。あるいは、「生誕祭に向けて貯金中だから今は難しいな。」と率直に伝えることもおすすめです。酔った勢いで高額な注文をしないことが長期的にホストクラブを楽しむ秘訣です。

Q5.シャンパンコールは別途お金がかかる？

シャンパンタワーのオーダーには、シャンパンコールが含まれており、追加料金は必要ありません。

Q6.注ぐのはブランデーでもOK？

｢シャンパンタワー｣を依頼しても、実はシャンパンを使用しなくても大丈夫です！

過去には、240万円の高級酒「ヘネシー・リシャール」を使用した、総額5,000万円超えの「ブランデータワー」 という有名な事例もあります。ブランデーの最高峰と言われるお酒を存分に使用し、シャンパンタワーをするなんてスペシャルですね！

このような特別なシャンパンタワーを担当キャストにプレゼントしたい場合、事前にスタッフにお酒の選択肢などを聞いておくのも良いでしょう。

まとめ

シャンパンタワーは確かに高価ですが、思い切って注文すれば、これまでにない特別な経験をし、担当キャストと一生の思い出を共有できます。日常では味わえない特別な瞬間を楽しむことができるでしょう♪

シャンパンタワーの基礎知識を身に付けておけば、大切なタイミングで注文することができるでしょう♪この記事を参考にして、担当キャストを喜ばせてあげましょう！