ホストクラブは夜のイメージが強いですが、「朝ホスト」と呼ばれるホストクラブが存在します。
今回は、朝ホストに焦点を当て、その特徴や楽しみ方、そして訪れる際のメリット・デメリットについて紹介します。朝ホストの魅力を堪能しくださいね。
朝ホストとは?
朝ホストとは、朝からオープンするホストクラブのことです。
通常のホストクラブは一般的に20時から営業を開始しますが、朝ホストは早朝からオープンしています。この形態は、2016年の風営法改正に伴い、ホストクラブが深夜0時(地域によって深夜1時)までしか営業できなくなったことから生まれました。
そのため、お店によっては1部・2部と区別して営業を行っています。
◎1部:18時頃~0時頃まで
◎2部:早朝から~お昼頃まで
この営業時間の違いから、朝ホストは他とは異なる魅力や楽しみ方を提供しています。
早朝6時からオープン
朝ホストは、6時から営業するのが一般的です。来店される客層が、1部の客層と大きく異なり、主婦やナイトワーク系の女性が多くを占めるのが特徴です。
「夜のお店に行く時間が取れない」、「朝から楽しみたい」といった女性が、日頃のストレス解消やご褒美として、朝ホストを利用しています。
朝ホストの雰囲気
朝ホストの雰囲気について、「夜の雰囲気と違うの?」と疑問を持っている方もいるかもしれませんが、基本的には通常の1部のホストクラブと同じように賑やかです。
スタッフがテーブルまで案内してくれ、指名したキャストと一緒にお酒を楽しむことができます。夜のホストクラブと同じく、シャンパンやコール等を注文することができます。
また、店内には窓がないため、日光が差し込むことはありません。早朝でも気兼ねなくお酒を楽しめ、思いっきり騒ぐことができるでしょう。
料金体系は夜と一緒
夜のホストクラブと朝ホストの料金体系に大きな違いはありません。
一部の料金が若干異なることがありますが、基本的な構成要素であるセット料金、指名料金、飲食代、サービス料などは共通しています。
もちろん、朝ホストでも「初回料金プラン」が用意されています。例えば、60分3,000円や120分5,000円などに設定されており、具体的な料金については公式ウェブサイトや比較サイトで詳細を確認できます。
また、比較サイトで検索すると、さまざまな会計例が掲載されているため、参考にしてみると良いでしょう。
朝ホストのメリット
朝ホストの利用には、さまざまなメリットが存在します。
1.夜仕事をしている人でも来店しやすい
2.昼間からアフターを楽しめる
3.予想以上にサービスが充実している
4.同じお店でも違うキャストを指名できる
5.終電を心配する必要がない
以下では、それぞれのポイントについて詳しく紹介します。
1.夜仕事をしている人でも来店しやすい
前述の通り、主婦やナイトワーカーが多く訪れるのが大きな特徴です。
家事を片付けた後や夜勤の後でも来店が可能となります。例えば、旦那さんを送り出した後や、洗濯や掃除を片付けた後に気軽に立ち寄り、楽しい会話とお酒を楽しむことができます。
また、キャバクラやガールズバーで働いている方であれば、共通の経験や仕事にまつわるストレスや愚痴を共有できる場となるでしょう。
2.昼間からアフターを楽しめる
朝ホストはアフターも可能です。
営業時間終了後には夜のホストクラブと同じようにアフターを楽しむことができ、1部のアフターと違う場所に遊びに行けます。お昼からであれば、遊園地やショッピング、ドライブなど選択肢が広く、朝ホストのアフターならではの楽しみ方があります。朝ホストでお気に入りのキャストと一緒に色々な場所へアフターで訪れてみてください。
3.予想以上にサービスが充実している
朝ホストは夜のお店のキャスト構成とは異なり、まったく違うキャストさんが在籍しています。
1部には大学生や副業として働くキャストも多く在籍していますが、朝ホストにはそのようなキャストはいません。朝ホストでは、専属で活動するキャストが中心であり、夜のホストと比較してもプロ意識が一段と高い傾向があります。
また、来店される方は飲食業や水商売に携わる女性が多く、自然と高い接客レベルが求められます。朝ホストはより上質なサービスが提供され、ホストクラブの新たな魅力を発見できることでしょう。
4.同じお店でも違うキャストを指名できる
お店によってルールが違いますが、夜と同じお店であっても違うキャストを指名できるのが魅力の1つです。
すでに担当が決まっている1部のお店でも、2部でほかのキャストとの交流が可能です。
朝ホストには接客スキルの高いキャストが大勢在籍しており、朝ホストを訪れてみればすぐにお気に入りのキャストを見つけることができるでしょう。
5.終電を心配する必要がない
朝ホストは、遅くてもお昼に閉店するため、終電を心配する必要がありません。
始発を待つことなく帰宅が簡単です。始発までの飲食代やタクシー代など余計な出費が発生せず、経済的にお得でしょう。
朝ホストのデメリット
朝ホストにはいくつかのデメリットが考えられます。
1.同伴が難しい
2.営業しているお店が少ない
以下では、これらの朝ホストのデメリットについて詳しく紹介します。
1.同伴が難しい
空いているお店が少ないため、開店前の同伴は選択肢が限られます。
どうしても同伴に行きたい場合は、おしゃれな朝ごはんを一緒に食べたあとに散歩をするのもいいでしょう。食事を楽しみながらリラックスでき、朝ホスト前の時間を有意義に過ごすことができます。
2.営業しているお店が少ない
朝ホストを営業しているお店は、1部のホストクラブに比べて圧倒的に少ないです。
そのため、開店直後に入店したい場合は、始発を利用してお店に向かう必要も生じます。キャストと仲良くなって通う際には、通える時間を再確認するのをおすすめします。公式HPやSNS等もチェックして、自身に合った時間帯を確認しましょう。
朝ホストの注意点
以下では、朝ホストに通う際の注意点について紹介します。
初回荒らしにならないようにする
朝ホストでも初回料金プランが提供されていますが、1部と同様に初回荒らしにならないように気を付けてください。
初回料金は初めて来店する人にとってお得な料金プランです。朝ホストは早い時間からお酒を飲むことができ、お酒好きな方にとってはとても魅力があります。
しかしながら、何度も居酒屋感覚で来店すると、初回荒らしと認定されお店やキャストから嫌がられる可能性があります。
2回目以降は正規料金
朝ホストも1部と同様に2回目以降は通常料金になります。
<朝ホストクラブの基本的な料金内訳>
1.セット料金
2.ホストの指名料金
3.飲食代
4.サービス料やTAX
以上の4つの構成で料金が加算され、2回目以降の利用では最低でも2万から3万円程度の料金が発生します。
まとめ
朝ホストは夜のホストクラブとは異なる魅力があり、新しい楽しみ方ができます。
「朝から飲みたいけど、一人では寂しいな」と感じる方は、朝ホストではキャストが軽快なトークで楽しい雰囲気を提供してくれます。また、「仕事のストレスをすぐに吐き出したい!」と考えているナイトワーカーにとっては、仕事明けにすぐにストレス発散できる機会にもなるでしょう。
朝から飲みたい方や夜外出が難しいけれども、ホストクラブの雰囲気に興味を抱いている方は、ぜひ一度朝ホストを体験してみてください。