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ホストの源氏名の由来は?人気ホストの源氏名を徹底解説!

「どうしてホストクラブのホストは源氏名をつけるんだろう?」と、ホストクラブに足を運んだことのある人なら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

カッコいい系やインパクト系、面白い系など、さまざまなタイプの源氏名があります。

そこで今回は、ホストクラブのホストたちがどのようにして源氏名を選んでいるのか、その背後にあるストーリーを見ていきましょう。最後までお楽しみください!

ホストの源氏名はどうやってつけているの?

源氏名のつけ方にはさまざまな方法があり、主に4つの特徴があります。

1. 自分で考える
2. 基本的に同じお店での名前被りはNG
3. 好きな本・キャラクターが由来
4. 昇格すると苗字がつく

それぞれの源氏名の付け方について詳しく解説していきます。

1. 自分で考える

源氏名はお店のスタッフにつけてもらうイメージもありますが、実は自分で考える方が多いそうです。最近では自分に合ったキャラクターをイメージして、源氏名を持って入店することが増えています。

2. 基本的に同じお店での名前被りはNG

通常、店内では同じ名前の源氏名はNGです。同じ源氏名を使用すると、お客様からの指名時に誤って別のテーブルに案内される可能性があるため。

似たような源氏名もお店から考え直すように言われることがあります。移籍してきたキャストが同じ名前を使用する場合は、許可されることがありますがレアなケースです。

同名のキャストがいて、気になったらスタッフになぜ同じ源氏名が使われたのか尋ねてみるのもいいでしょう。

3. 好きな本・キャラクターが由来

ホスト業界では、好きなマンガやキャラクターからインスパイアされた源氏名を考える傾向があります。以下の名前は、実際に源氏名として使用されている一例です。

・流川楓
・うずまきナルト
・阿散井恋次
・夜神月
・工藤新一
・江戸川コナン

このように、自分の好きなマンガにちなんだ源氏名を選ぶことが多いようですね。

4. 昇格すると苗字がつく

キャバクラ業界に比べると、ホストクラブ業界には苗字があるキャストが多いのも特徴です。

役職や幹部に昇格すると苗字をつける風潮があり、苗字があるキャストはしっかりした実績を持っている可能性があります。初めて来店したお店でキャスト選びに迷ったら、苗字があるキャストに注目してみるのも良いでしょう。

源氏名のメリット

源氏名を付けることにはさまざまなメリットがあります。

1. 名前を覚えやすい、忘れにくい
2. イメージがつきやすい
3. 初対面でも会話が広がる、話題にしやすい
4. LINEを知らなくてもSNSで連絡が取れる

これらのメリットについて詳しく説明します。

1. 名前を覚えやすい、忘れにくい

源氏名にインパクトがあると名前を覚えやすいものです。特に「珍しい名前」「カッコいい名前」だと印象に残りやすいです。また、「ハッ」と思わせるエピソードがあると、素敵に感じやすいでしょう。

2. イメージがつきやすい

源氏名からは、キャストの性格や接客スタイルについても一定の予想ができます。

●カッコいい名前のキャストは、エスコートが得意で引っ張ってくれるタイプ
●面白い名前のキャストは、会話を盛り上げてくれるタイプ

自分の好みや気分に応じて、源氏名を参考にしてキャストを選んでみるの楽しいかも。

3. 初対面でも会話が広がる、話題にしやすい

名前がユニークだと自然と会話がしやすいものです。

「何て読むの?」や「何でこの名前にしたの?」など、会話のきっかけになり打ち解けやすいでしょう。

4. LINEを知らなくても、SNSで連絡が取れる

源氏名を覚えておけば、お店を辞めた後でもSNSを通じて連絡を取ることが可能です。

キャストとLINEを交換していなくても、個人のX(旧Twitter)やTikTokなどからDMでメッセージを送ることができます。

「この前接客してくれた〇〇君に会いたいなぁ。」「ふらっと、今のお店に行きたいなぁ。」と思ったときにDMを送れば返信をもらえ、久しぶりの来店もスムーズになるでしょう♪

インパクトのある源氏名

ホスクラブ業界にはさまざまな源氏名が存在しており、以下では人気キャストの源氏名について紹介します。

越前リョーマ(えちぜん りょーま)

10年連続売上・指名本数No.1のレジェンドキャストです。自身が経営するホストクラブDewl(デュール)は、歌舞伎町でもその存在感を示しています。

もともとは「リョーマ」だけで、オーナーから「坂本くん」と呼ばれていたそうですが、坂本龍馬のイメージがつくのを避けるために、後から「越前」をつけたそうです。今ではコスプレして写真を撮影していますが、命名時には「テニスの王子様」の熱狂的なファンではなかったそうです。

ROLAND(ローランド)

テレビ出演も多いカリスマキャストです。歌舞伎町のホストクラブ「THE CLUB」を展開しており、常に言動が注目されています。

ROLANDさんも実はマンガのキャラクターが由来の1人です。以前は、「東城誠」という源氏名で活動していましたが、自身のブランディングを見直し改名を決意したそうです。

なお、マンガ「帝一の國」の登場人物、氷室ローランドが由来。アルファベット表記がされているため、他のキャストと比較しても目に留まりやすいですね。

神社卍楓牙(じんじゃ ふうが)

ホストクラブ「gd GOD」に在籍する人気キャスト。7年連続で年間売上1億円を超え、2022年度には2億6,000万円を達成し、グループダンディの年間王者としてその実力を誇っています。現在はその圧倒的な経験を生かし「gd GOD」のプロデューサーとして活躍中。

源氏名は以前在籍していたホストクラブ「CANDY」のコンセプトにあわせて名前をつけたそうです。インパクト抜群で、1度名前を聞けば忘れることはありませんね。

平良翔太(たいら しょうた)

ホストクラブ「club Leo(クラブ レオ)」の人気キャストで取締役会長を務めています。その実力はお店のNo.1であり、なんと4年連続で2億円以上の売上を達成しています!名実ともに「エルコレ」グループの絶対王者です。

平良翔太さんはなんと実名です!源氏名を考えていたそうですが、当時の社長から入店してすぐに「平良翔太」と名前が入った名刺を渡されてしまい、仕方なく実名で始めたそうです。

志尊ゆう(しそん ゆう)

ホストクラブ「TOP DANDY」の人気キャストです。年間2億円プレイヤーで2022年は店舗売上No.1を達成しています。

俳優・タレントの志尊淳さんに似ていることから、この源氏名をつけたそうです。ちなみに「志尊ゆう」に落ち着くまで3回も改名。志尊淳さんに引けを取らないほどの超絶イケメンで、名前負けしてません。

まとめ

ホストを選ぶときに、容姿や雰囲気だけでなく源氏名も重要な要素の一つです。ときには「これは!」という名前からキャストを選ぶのもありです。指名する際や初めて行くお店では名前にも注目してみると良いでしょう。

また、担当キャスト以外のキャストの源氏名に興味を持ってみると、意外な発見があって楽しいかもしれません。新たな発見とともに、より楽しい時間を過ごすことができるでしょう。