今や全ホストの5人に1人は学生と言われるほど、学生ホストが一般的になってきた今、これからホストで働こうと考えている学生クンたちは『学校との両立』を求めている。
それをかなえる『学生に優しく、学校にも無理なく行ける店』の見つけ方について、歌舞伎町メンキャバclubTRUST(クラブトラスト)騎士(ナイト)さんに教わった。
歌舞伎町clubTRUST(クラブトラスト)
歌舞伎町某有名グループでナンバー1を獲り続ける傍らで、ファッション雑誌モデルとしても活躍していた白騎陸Pのプロデュース店舗。
現在は、歌舞伎町TRUST、池袋WhiteTierraの2店舗を展開するクロスクラウドグループとして運営されており、働く従業員に優しい店として定評がある。
又、ホストだけを生業とする者よりも学生の出勤時間を遅らせるシステムをいち早く取り入れるなど、学生を優遇し、在籍ホストの学生率が高いということでも有名。
無理せず学業との両立を図るなら『学生優遇のシステム』がカギ
学業との両立を図るための条件とは、『店舗の勤務や料金などのシステムが、バランス良く保たれていること』と騎士さん。 店舗を選ぶ際に考慮すべきは、後で解説する4つで、この他にも通勤時間や店舗の立地などが影響する。 『学生用に出勤時間を遅らせたる事ができたり、学生を優遇するシステムを予め用意している店舗をうまく見つけることができるかがポイントです。』(騎士さん)学生が働きやすい店を見つけるための4つのキーワード
(1)勤務時間
(2)勤務日数
(3)メンキャバ
(4)学生在籍率
その1.勤務時間-学生が働きやすい店の見つけ方!
学校へ行くのに影響が無い時間で働ける店を見つけよう
個人の営業努力が必要なホスト。1日のうちで何時から何時までが拘束されて、出勤と上がり時間がどのようになっているのかチェック!
まずは、出勤時間を遅らせることができる店がある事を知っておく。歌舞伎町に200店舗近くあるホストクラブの中には、現役の学生は通常17時出勤となる出勤時間を18時に遅らせたりするなど、学生の出勤時間を遅めに設定してくれる店舗もある。
やっぱり、自分一人だけが出勤を遅らせて欲しいなどとは言い辛いもの。特別扱いではなく、この様なシステムが予め用意してある店舗を選ぶ事で、学校の授業が終わってからでも十分間に合う時間に出勤する事ができる。
また、出勤時間よりも重要なのが上がり(帰り)時間。学生が無理なく働くためには1部営業という夕方から深夜1時まで営業時間帯の店舗を選ぶ必要があるが、1時まで働いてしまうと電車が動いていない。
お酒を扱う仕事なのでバイクや車での出勤も出来ないため、朝5時の始発まで帰れないなんて事も。始発帰りでちょっと寝て学校なんて続けていくことは無理だと言う事は容易に想像できるだろう。
この帰りの時間についても、店舗によっては『終電上がりOK』という店舗もある。例えば、終電が12:30だとしたら、その電車に間に合うように早上がりしてOKというシステムが予め用意されているのだ。
『出勤のシステムについては、求人欄に記載があるかどうかチェックすることで判断ができます。』(騎士さん)
※TRUSTでは17:30通常出勤のところを学生のバイトは19:00出勤まで遅らせることが可能
TRUST在籍学生ホストリョーマさんの学校で一枚
その2.勤務日数-学生が働きやすい店の見つけ方!
最低何日出勤すれば良いか事前にチェックしよう。
せっかく学校に無理の無い時間で働ける店を見つけても、毎日働くのは学生ホストにはツライ。友達やサークルとの付き合いもあるだろうし、学生ライフを満喫するためにはホストとして働く日以外にプライベートな時間を確保したいもの。
毎日出勤するレギュラーホスト(仕事がホストだけの人)と違って、週○日というバイト形式で働くことになる学生ホストにとっては、働く日を毎週申告するシフト制の店舗を選ぶのがベスト!お客さんがお気に入りのホストを目当てに来店するという業務上、いつホストが出勤しているのかわかりやすいように、バイトの場合には曜日固定で申告する店舗も多い。曜日固定の場合だと、例えば(月・水・金・土)と申告した場合、毎週必ずこの曜日に出勤をしなければならないのでプライベートな予定が入れづらく、ホストだけの学生生活となってしまう危険性があるので注意が必要。
また、最低勤務日数が少ない店舗を見つけることも重要だ。店舗によってはバイト歓迎で週2から募集している店もあれば、週5日出れないと採用されない店舗もある。本当は週5から採用しないのに、求人欄では勤務日数に触れず、面接に来たときに週5で言いくるめるような悪質な店舗もあるので、やはりこの点も求人欄に『週3以上の勤務からOK』などと明記されている店舗を選ぶ事が肝心だ。
『本当に学生を歓迎している店舗では、勤務日数についても緩やかになっているはずです。例えばウチの店では、勤務日数やシフト以外でも、テスト期間だけ出勤を減らす学生向けの出勤システムも用意していますので安心ですよ。』
※TRUSTでは曜日固定ではなく毎週申告のシフト制、最低勤務日数は週2日からOK
TRUST在籍ホスト春さんの学校での一枚
その3.メンキャバ-学生が働きやすい店の見つけ方!
応募前にホストクラブとメンキャバがどう違うのかを知っておく。
一般に『ホスト』として働くためには、大きく分けて2種類の業種『ホストクラブ』と『メンキャバ』から選ばなければならない。 一般的には、従来のホストクラブをよりカジュアルに、より気軽に利用してもらうために、ホストクラブをキャバクラ化したシステムを採用して親しみやすくした店舗がメンキャバと言われている。
たとえば、従来のホストクラブではお客さんが払う料金は時間に関係なくテーブルチャージ+ボトル代+サービス料で、一般の人には大変わかりづらくハードルが高いものだった。メンキャバでは、1時間○円+指名料などというキャバクラ同様のシステムを採用し、明瞭会計に勤めている。
良くホスト関係のドラマや雑誌などでは上下関係が厳しく、売上ノルマを達成するために無理な売り掛けを客に強要し、最終的に客が逃げて自分が借金を背負う、というような事はメンキャバではありえない。
又、売り掛け自体を認めていない店舗も多いため、バイトとして気軽に働きたい学生ホストはメンキャバを選ぶほうが理工だと言える。
※TRUSTは当然ながらメンキャバです。
求人担当騎士さんと、ホストモードONの現役学生ホスト春さん
その4.学生在籍率-学生が働きやすい店の見つけ方!
全体の何割が学生ホストなのかチェック!
これまでの3項目を満たす店舗は、間違いなく働きやすく、学業との両立が出来る学生ホストにおすすめのお店だ。
しかし、最後に1つ考えてみて欲しい。本当に学生を大切にしていて学生が働きやすい環境であれば、実際にたくさんの学生が働いているはず!!
この学生在籍率の見分け方だが、ホスナビ求人では、各店舗に学生が何%在籍しているのかをPCサイト、掲載サイトどちらでも明確な数字で表示をしている。
この学生在籍率を表示していない店舗や、学生在籍率が5%など著しく低い店舗は、求人メッセージで『学生歓迎!』と書かれていても応募には慎重になった方がいい。
学生を歓迎している店と、学生が働きやすい店はかならずしもイコールでは無いことは知っておこう。一般的な店舗の目安としては、15%~20%程度が学生となるので参考に。
尚、ニューオープン店舗の場合には当然在籍率の記載が無いので、学生が多いかどうか実際に面接で聞いてみよう。
※TRUSTの学生比率は、なんと40%!!