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【雛子の体験記】 第5回 お店の選び方(良いお店、行ってはいけないお店)

こんにちは雛子です。今回のテーマは「お店の選び方(良いお店、行ってはいけないお店)」です。ホストクラブに行くときのお店の選び方、初回またはホストクラブに通うようになってから注意したいポイントを個人的な視点で書いてみたいと思います。

お店に行く前

ホストクラブに行こうと思ったとき、事前に情報収集をしないで行く人は少ないかと思います。ホストクラブ情報サイトやお店のホームページでお店の情報(営業時間や店休日、初回の料金など)を調べることから始めるのが一般的ではないでしょうか。

そこに各キャストのSNSの情報を掲載している場合はSNSをチェックしてみてください。最近はSNSを活用するホストが多くなりホスト個人が情報を発信しています。まずSNS上でお客様や、他店(他グループ)のことをdisっているホストが多いホストクラブは行かない方がいいでしょう。お店の名前や源氏名を公開しているSNSでそのような行動はプロ意識が低いと感じます。

遊びはじめ

遊びに行くホストクラブを選び実際にお店に入ったときに注目しておくポイントは、席へ案内するときにスムーズな対応をしてくれるお店は良いお店です。「ファースト」いわゆるおしぼりやトーションを渡し、速やかにドリンクのオーダーを取ることができるお店は、キャスト全体のサービスレベルが高く店内での情報共有がしっかり行われていると言えるでしょう。

逆に「行ってはいけない(通いたくない)」と思うお店は、お店のスタッフの上下関係が理解できていないホストが多いホストクラブです。各テーブルでは「担当」が一番偉いのですが、担当よりお店での役職が上の人間が同席した場合は、役職が上の人を立てることができるとホストと言えども社会人として大切です。また、ホストクラブは他の客様には関わらないことが基本ですが、明らかに目上のお客様、歌舞伎町やホストクラブで遊び慣れているようお客様には担当でなくても敬意を持って接するべきだと感じます。これはホストクラブでの作法とも言えます。

また、ホストクラブ内での力関係は「お客様>ホスト」が基本ですが、担当の営業スタイルがオラ営だとしても、店内ではホストがお客様をハンドリングするべきです。被りはもちろん他のテーブル、そのお店では有名だったり特に丁重に扱われて当然なお客様、このような他のお客様に迷惑をかけることはあってはならないNG行為です。「お客様は偉い!」で何もかもを受け入れることが正しいサービスではないと思います。

特定のお店が決まってから

特定のお店に通うようになって注目するポイントは、担当以外のキャストがテーブルにあいさつに来るとき、とても感じが良くスマートなお店は良いお店です。良いお店はみなこれができています。また良いお店では有名ホストやベテランホストは「流石だな」と思わせる丁寧な仕草や貫禄があります。年齢が若いホストや新人ホストは明るく爽やかかつフレンドリーで、私たちお客さんが「ちゃんと覚えてくれているんだ」と感じる誠実さがあります。

通い続けても馴れ合いにならず、親しき仲にも礼儀があるあいさつができるホストクラブは長く通っても楽しめる良いお店だと思います。これらができるお店が私の「良いお店」の基準です。

夏休みになり、地方から歌舞伎町のホストクラブに行ってみようと考えている人も多いと思います。そのような人たちが貴重な時間(とお金)を無駄にすることなく、少しでも自分にあった楽しめるお店、ホストに出会えることを願っています。このコラムが良い出会いのサポートになればうれしいです。

次回は「いま気になるホスト5人」について書いてみたいと思います。