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映画好きホスト30 コラム初の試写会へ。前作以上の娯楽作『ゾンビランド:ダブルタップ』で大笑い!

気付けば2年を超えたこのコラムも記念すべき第30回目を迎えることができました!そして、30回にしてすごい事が起きました!

記念すべき30回目のテーマは… なんと!ついにキタ!?企業案件!?!?!?

数日前、一通のメールが届いた

今ではよく見る事になったゾンビ×コメディジャンルの金字塔的作品『ゾンビランド』。その最新作『ゾンビランド ダブルタップ』が11/22に公開されるということで、Huluで振り返り鑑賞をしていたら一通のメールが。

このコラムを見たソニー・ピクチャーズの新作映画の広報の方が、試写会に参加して新作映画の紹介をして欲しいとのこと。

その映画はなんと『ソンビランド ダブルタップ』!!!

なんという偶然…、なんというタイミング。

両手を振り上げ喜び叫びたいのも山々ですが、このコラムを読んでいる人には良いものをちゃんと届けたい!

映画評論家ホストたるもの媚びぬ!引かぬ!省みぬ!ダメなモノはダメと!良いものは良いと!素直に述べてやろうと!

スパイダーマンだらけのソニー・ピクチャーズ社内に震える

という訳でやってきましたソニー・ピクチャーズ!!入り口にスパイダーマンが…。

ソニー・ピクチャーズ内のスパイダーマンのオブジェ

そうです。ソニー・ピクチャーズといえば僕が愛してやまないスパイダーマン…。社内がスパイダーマンだらけで震える。

ソニー・ピクチャーズ内のスパイダーマンのオブジェ

さっそく試写室の方へ。試写室の大きさはミニシアターくらい。だけどなんか、迫力が、違う。ソニーやっぱ流石???←適当

とても落ち着くソファと空気感。

ソニー・ピクチャーズ試写室

試写の感想の前に、まずは前作『ゾンビランド』を紹介!

ゾンビが蔓延した世界、いきなり世界中がゾンビだらけになったら貴方はどうしますか?

とりあえず、僕は第4回で書いた「ホラー映画で生き残る方法」を元に、死亡フラグだけは踏まないように慎ましく生きていこうと思います。

本作は自分で考えた『ゾンビ世界で生き残るための32のルール』を元に生きるヲタク(ジェシー・アイゼンバーグ)と相棒のワイルドな南部男(ウディ・ハレルソン)に食わせ者の姉妹(エマ・ストーン&アビゲイル・ブレスリン)を加えたハートフルゾメディ映画。

もう10年前の映画ですが、実は第4回のテーマはこの映画にインスパイアされて、物語の柱である『ゾンビ世界で生き残るための32のルール』はホラーあるあるが満載。

個人的には

13.異性の誘惑には注意
17.英雄になるな
20.人を見たらゾンビと思え


が好きで、このルールの「2. 2度打ちして止めをさせ]が今回のタイトルである"ダブルタップ”を表していています。

実用的???なルールから「15.ボウリングの球をぶん投げろ」と謎めいたルールまで、多彩なルールを主人公コロンバスは厳守しています。

ゾンビランドでは“ルールさえ守れば何でもアリ!“と、武器を片手に激しく楽しくゾンビをなぎ倒しながら生き抜くサバイバルを描いています。

人気作ながらも10年越しの新作!?

世界興業1億ドル超えという大成功を収めた事もあり、直後から続編の製作が進められるも、何年かごとに話題になっては中々続編が実現に至らず10年越しの完成となった本作。

6年前にドラマ版が製作されるもファンから不評で中止に。その間に、前作公開時には世界的にはほぼ無名だった主演陣もアカデミー賞にノミネートされたり、脚本家は『デッドプール』、監督は『ヴェノム』で成功。一時はスタッフのギャラが高くなったせいで続編が作れなくなったと噂される程(笑)。

そんな中やっと脚本が完成し監督を含めオリジナルキャストが全員集まると、その豪華さはまるで『アベンジャーズ』を観ているようで感慨深い。

待っていた世界観がそこに!期待以上の娯楽作に歓喜

現実世界と共に時間は流れ10年後…。世界はまったく良くなっておらずゾンビの数は増加。さらに運動神経が良いゾンビから、頭の良いゾンビまで多彩に進化。

前作の主人公達は疑似家族として旅を続けホワイトハウスへとたどり着く。32のルールも10年経った今では73に!キャラの濃い主演陣に更にキャラの濃い新キャラも増えゾンビの世界は更に濃く!

大ヒットした作品の続編が成功するという事は意外にも少なく、続編にありがちな変に手を加えすぎたり、冒険し過ぎるという事もなく求めていた作品がそこに。

待っていた通りのゾンビランド
待っていた以上のゾンビランド


ゾンビは出てくるけれど怖過ぎず、中だるみする人間の話もなく、程いいアクションと程いい笑いが程いいスピードで心地よく進んでいく、これがゾンビランドだと!待っていたゾンビランドだと!

ホラーはもちろんロードムービーだったり、アクションだったりコメディだったりラブストーリーだったり、娯楽映画の要素すべてが詰まっている宝箱のようなバランス加減がこの映画の良さ。

気の合う仲間達と酷い殺された方をされるゾンビを見ながらラフに観て笑って欲しいなと思います!

ゾンビランド:ダブルタップ

ゾンビランド:ダブルタップ
11月22日(金)<ゾンビ深まる季節に>全国ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

神咲あかり(ん)

プロフィール

映画評論家×ホストという異色な肩書き。

好きな映画はMCU(マーベル映画シリーズ)。好きな監督はクリストファー・ノーラン。

少しでも多くの人に映画の魅力を伝えるべく執筆中。

最近はアニヲタをかじるも年間の鑑賞本数は300本超!現在は歌舞伎町最大手グループ、グループダンディの本店TOP DANDYに在籍中。