――はい!はじまりましたバーニング優河先生に聞け~!よいしょ~!というわけでですね、これはバーニングだけじゃなくて歌舞伎町と言っても良いぐらいですよ。そのホストの悩みを聞くというコーナーです。今回もしっかり解決していこうと思いますのでよろしくお願いします!それではゲストを紹介したいと思います。バーニング優希くんです!!
どうもー優希で~す。初めまして~。
――おおー
おはようございます!
――あ、あっち(画面)に初めまして!?
そうですそうです。
――決して俺ではない?
そうですもちろんです。
――よろしくよろしく。
よろしくお願いします。
――じゃあ自己紹介をちょっと。前は何やってたんだっけ?
前は家電屋で働いていました。
――家電屋さん?ちょっと家電屋さんの携帯売りつける様な感じやってよ。店員とお客さんで。前は何やってたの?
前はパソコン売ってました。
――じゃあ僕にパソコン売ってください。
パソコンですね。
あ、お客さまパソコンを本日お探しでしょうか?
――そうですねパソコン欲しいなと思って。
ちょうど良いですね、どの様な使い方を考えてますか?
――そうですね、エッチな動画とか…
ああ~私もよく見ます~(笑)良く見ますよねー
――店員さんですよね?店員さんエッチな動画見るとか言うんですか?
もうみんな見てます!みんな見てますよ、はい。
――じゃあとりあえずそういうのとか、あとは仕事でエクセルとかワード使ったりしたいなと思っているんですが。
いいですねー!それでしたら、丁度今見られていたこの商品、こちらですね新発売の『優希くん』っていうパソコンなんですけども、このパソコン今すごいイチ推しなんですよ!何がいいかって言うと、まずフレッシュさ、これたまんないですよね?
――…あ、はい。
もう新鮮です!あと、良い意味で、良い意味でですよ?パソコンパソコンしていないんですね。
――それさぁ、まあこれ終わりとして、今パソコンってのを自分に例えたわけ?
そうです!
――あんま要らなかったなぁ(笑)
あんま要らなかったですか!?(笑)
――じゃあさっそく本題に行きましょう!
お願いします!
――本題!どうぞ!
自分悩みがあるんですけれども、僕の悩みというよりもきっとこちらを見ている皆さんの悩みでもあると思うんですが、
――なるほどなるほど。
けっこう僕なんかも、サラリーマンやってきて意を決してこの世界に飛び込んだわけなんですけれども。
――はいはいはいはい。
やっぱり色んなホストを今まで見てらっしゃって、脱サラホストに対して一言と言いますか、こういう気持ちでお前頑張れよ!みたいな事を。
――ああー!なるほどね!
昔からホストずっとやってきている人とはまたちょっと違うと思うんで。その辺り何かあればなって思って。
――でも逆にホストの子で一番やっかいだなって思うのは、社会を知らないホストってすごい厄介だなって思う。
おおー。
――例えば、ホストクラブの歩合っておかしいわけよ。
おかしい?
――世の中で言ったら、うちの給料システムで言ったら100万円の売上に対してだいたい50%ぐらいがキミらの給料になるわけだ。
そうですね。
――たとえば家電やさんで10万のパソコン売って、5万円給料にならないじゃん?
ならないっすね。
――そこをしっかりわかっている人間が、俺は強いと思う。こんなに歩合付けてもらえるの!?みたいな。逆に言えば、こういう人は欲しいけどこういう人は要らないって言うんだったら、俺は逆に世の中を知らない人でもし勉強する気が無くて、って人は俺はあんまり求めないな。そういう一般的な感覚をしっかり引き継いだままホストをやっていけば直ぐ売れるんじゃない?
すぐですか!?
――すぐでしょ!?だってそんな難しいことじゃないじゃん?パソコン売るのもお酒を売るのも一緒じゃない?
一緒ですね。
――お客さんはここにお酒を飲みに来ているわけだし、ビック(カメラ)にはさ、
はい。ビック(笑)
――ビックにはパソコンを買いに来ているわけじゃん?
はい(笑)
――それと一緒でそのうまい持って行き方が出来れば。今で言えば、パソコンを売るんだったらパソコンの事をよく知らなければ売れなかったでしょ?
まあそうですね。はい。
――そうだよね。でもホストクラブでもそうだと思う。例えば、お酒の事を知っている子って少ないと思う。まあ俺もあんまり知らないんだけど(笑)
えー!そうなんっすか!?
――そういうのも勉強して、せっかくだからサラリーマンやってた時のそういう売り方とかをホストクラブに取り入れれば、また他の人とは違う色が出せるんじゃないの?
はいそういうことですね!
――例えば、ドンペリって知ってる?みたいな。ドンペリはどこどこ産で、そういう味がしてとかどういう人が今まで飲んだことがあるとかさ。例えばマライヤ・キャリーはドンペリが凄い大好きでそういうのを豆知識じゃないけどお酒に対してあればあるだけ売りやすくなるんじゃないかな?って思うよ。
そうですね!!お客さんも聞きいっちゃって『じゃあ』みたいな気持ちになりますよね!?
――あとあれだよね、さっきの質問戻るけど脱サラの人はどこを意識しろって話。やっぱさ、こういう言い方したら悪いんだけど。
いやいや悪くないっす。
――正直、こういう世界と普通の下界の世界のスタイルって全然違うわけじゃん?
そうですね。
――例えば、普通の世界で俺みたいな髪してたら『何?あいつちょっと頭おかしいんじゃないの?』とか思われるじゃん?
いやそこまでは思わないかと(笑)
――なんでお前居るんだよみたいな(笑)でも、ここってさステージみたいなもんよ。ライブで言えば。芸能人がエックスジャパンのヨシキさんが髪長くしてこうやって髪振りながらドラム叩いていてもさ、あの人頭おかしい?とはならないじゃん?
ならないっすね。
――うわ!カッコイイわー!みたいな。ここはそういうステージだから。毎日毎日が。サラリーマンってさ、基本自己主張しちゃいけないじゃん?
まあぶっちゃけ基本そうですね。
――でもここは自己主張しなきゃいけない場所なわけよ。
はい。
――だからどんだけ自己主張するかが大事だと思うから、そこをガラっと変えて行かないと。
がらっと…
――いままでそう飼いならされて来たわけじゃん?『お前自分の意見言ったらどうなるかわかってんだろうな!』みたいな(笑)『500円下げちゃうぞ!』みたいな感じだったわけじゃん?
いままではそうですね(笑)
――でもここのお店は、どっちかって言うと自分の意見だったりとか自分の主張を強くしないとダメだよ!っていう考え方なので、そういうのを、今までの抑えられてたバネってのを、逆に『ポヨ~ン!』って飛んで見れば良いじゃん。
ポヨーンと(笑)ポヨーンとですか!?
――ポヨ~ンって飛んでないよね!?髪の色とかもさ。あ、黒いのが良いなってのがある?
まあみなさんが明るめの色なんで、あえて逆にやってみようかなって。
――ああー!あえて?そういうあえてはあんま要らない(笑)
あんま要らないっすか!?(笑)
――良いと思うんだけど、黒髪もいいと思うんだけどさ。でも手っ取り早くこう目立つなら明るかったりとか奇抜な髪型ってのは合うとおもうよ。
はい!じゃあこれからちょっとポヨーンと。
――ポヨ~ンっと!ぐぐぐぐぐっ…ポヨ~ンっと!それでいきましょう。
はい!それでいきます!
――最後に何かありますか?
もう一個良いですか?
――はいはい。
自分はこの仕事をさせて頂くにあたって、常に初心を忘れずにって思ってやっているんですよ。
――おおー!大事大事。
一生懸命だったり、仲間やお客様に対して愛であったり、感謝の気持ちを忘れないって気持ちをずっと持ってやっていこうって、この先もやっていこうと思っているんですけれども。会長のそういう信念とかってありますか?
――俺もでもそう思う!初心忘れずとか。例えば事業が調子悪くなった時に一番考えるのは、『俺昔はどう考えてたっけ』とか『昔ってどういう気持ちで仕事やってたっけ』ってのを思い出すと、やっぱりこう曲がっていた気が戻る。
おおー!
――新人の頃の一生懸命やろうとか、どうなりたいとかすごい大事だと思うからそういう来気持ちは絶対に持っていた方が良いと思う。
良かったです!
――信念は沢山あるけどさ、やっぱそういう新人の頃に思っていた気持ちっていうのは凄い大事にした方がいいと思います。というわけで、それは人ぞれぞれだと思うんで。でもまあ絶対に外れない事っていうのはそういう事なんじゃない?そういう綺麗な気持ちでいた時のさ。お金とか色んな政治的な理由とかあってさ。
いろいろありますよね(笑)
――腹が黒くなるけれども、でもやっぱピュアだった頃の自分を常に思い出すようにしていけば良いホストになれると思います!
はい!
――解決した!?
解決しました!もうすっきりしました!!ありがとうございます!