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売れっ子ホストがたこ焼き屋に転身?

今回のテーマは「ホストのセカンドキャリア」。

歌舞伎町No1ホストの大和桜(やまとさくら)さんがホストを引退し、たこ焼き屋に転身したという噂を聞きつけさっそく取材に行ってきました!

現役時代は不動のNo1ホストとして超売れっ子ホストだった桜さん。この素敵な笑顔に魅了されていた女性も多いはず!!

そんな桜さんがホスト引退後、港区でたこ焼き屋「たこ王子」をオープン。夜の世界から昼の世界へ変わってどんな変化があったのか!?なぜたこ焼き屋だったのか!?気になるあれこれ聞いてきました!

子供たちのたまり場になるアットホームなお店

芝公園駅A1出口をでて首都高を背に歩き、謎のオブジェのある通りを左に曲がると、そこは下町情緒あふれる雰囲気。うーん、落ち着きます。

細い道を少し歩いたところに赤い看板のお店を発見!

お店に入ると爽やかな挨拶とともに今回の主役、店主の大和桜さんがお出迎え。

「本日はよろしくお願いします!」

店内は4人掛けのテーブル席が2つにカウンター席3つと決して広くないですが、とても落ち着いた雰囲気で居心地が良い。お店の外にもカウンターがあり立ち食いもできます!!

なにやらホスト時代の名残らしき品を発見!!現役時代のシャンパンでしょうか?

店内には至る所にイラストが貼ってあります。桜さんに話を聞くと近所の子供たちが描いっていった絵なんだとか。「近所の子達のたまり場になってるんですよ」と嬉しそうな桜さん。取材中も常連さんや子供たちが次々来店。

たこ王子の特徴のひとつはお客さんと桜さんの距離が近いこと。店内は会話が絶えずとっても賑やか。友達の家に遊びに来たような雰囲気。

たこ王子のたこ焼きはソースなしでいただく

では、たこ焼きレポートに行きましょう!!

秘伝のたこ焼き生地が豪快に注がれます。

主役のたこもご登場!テンポ良く生地の中へ投入!!つくっている過程が見れるのもたこ焼きの楽しみのひとつですね。

くるくるっと生地を返していく姿はホスト大和桜ではなくたこ焼き屋店主。でもなぜかカッコイイ。

おっ、完成ですか!?

忘れちゃいけない仕上げのエクストラバージンオリーブオイル!!これがたこ王子のこだわり♪

鰹節をかけて完成。

たこ焼きと言ったらソースをかけて食べるのが定番ですが、たこ王子のたこ焼きはソースなしで食べるstyle。

熱い!!猫舌のホスナビスタッフはすごい顔(笑)

食べた感想は、今まで食べてきたたこ焼きよりあっさりしてる印象。外はカリッと中がトロジュワ~な食感。そして、たこのコリコリ感がたまらない!

マヨネーズは王道ですが山椒もつけても美味しいと桜さん。さっそく試してみました!!

うん、これは美味い!!たこ焼きをおかずにご飯を食べる関西スタイルも納得の美味さ。あっという間に完食。ごちそうさまでした!

出典 ヒトサラ

たこ王子の一番人気商品はパクチーたこ焼き。パクチー好きは4船食べていく人もいるほどの人気商品。

ポイントはオリーブオイル

出典 ヒトサラ

たこ王子のこだわりは、なんといっても「だし」と「オリーブオイル」。これらを入れることでふんわりとろっとした食感に仕上がります。仕上げにエクストラバージンオリーブオイルを入れることであっさりとした風味に。これがたこ王子のこだわりポイント

地域の人に受け入れてもらうことが大切

桜さんのこだわりは「普通のたこ焼き屋にならないこと」。

たこ焼きの味ももちろん大事ですが自分を知ってもらうことも大事。自分が地域の人たちに気に入られることを大切にしているとのこと。

オフィスが立ち並ぶエリアに店を構えるたこ王子では、夕方以降は仕事終わりのサラリーマンで賑わう。子供たちのおやつ代わりからサラリーマンのお酒のお供まで、幅広い年齢層に訪れるたこ王子。昼間は桜さん目当ての女性も来るそう。

収入はホスト時代の1/10に

たこ焼き屋を開店しようと思ったきっかけは?

う~ん、ホストに飽きちゃったから。かな?(笑)ホストを続けても先が見えなかったっていうのが大きな理由ですかね。

一生使えるような武器が欲しくて「自分には何ができるのか」って考えたときに思いついたのがたこ焼きだったんですよ。たこ焼きならつくれるってね。

元々飲食店の経験は?

まったくなかったです(笑)。夜の世界があがったのが2017年の2月ぐらいで、そこからたこ焼きの勉強です。同時進行で物件探しをしたり調理器具を揃えたり・・・今までに経験したことがないことばかりで大変でしたね。
最終的に決まったのはここ「芝公園」。特に縁もゆかりもなかったけどまたそれが面白いかなって。

ホスト時代から仕事に対して自信しかなかったし、今でも「自分が売れば必ず売れる」っていう自信があるんです。だから、「たこ焼き屋」という未知の世界にも飛び込めたんだと思います。

あとは協力してくれるホスト時代の仲間もいて、今も一緒にお店をまわしてくれています!

水商売からたこ焼き屋になって変わったことは?

生活リズムと収入ですね。ホスト時代、最後の方は週2日出勤で1日2時間しか働いてなかったですけど、今は週7日で1日14時間勤務。

お店を休んでもお金にならないから基本的にずっとお店にいますね。(平日の祝日は休み)足がパンパンにはなりますけど、楽しいしやりがいがあるんで問題はないです!

お客さんとのコミニュケーションはホスト時代に身についているのでその経験が生かせています(笑)

気になる売上げの方は??

そうですね、月の稼ぎはホスト時代の1/10くらいですね。でも、たこ王子の開店初月から黒字でしたし、収入が減るのは初めから分かっていたことですから!予想だともっと稼いでるつもりだったんすけどね(苦笑)

収入は減ってしまいましたが、後悔はまったくありません。この街が好きでこの場所でたこ焼き屋さんができることに感謝しています!

来年の6月頃にもう一店舗、お店を構えることが今の目標です!

ホストのセカンドキャリアということで、今年たこ焼き屋さんに転身した大和桜さんを訪れました。取材中に感じたことは桜さんが地元の人に愛されているということ。桜さんのこだわりでもある「地域の人たちに気に入られること」がまさに集客につながっていることを感じました。

「美味しいたこ焼き」
「店主がイケメン」
「地元の人に愛されている」

これからもっともっと話題になりそうな予感大!

美味しいたこ焼きと最高の笑顔ありがとうございました!

たこ王子

03-3455-1055

東京都港区芝2-16-12 河上ビル1F
都営三田線「芝公園駅」徒歩2分
京浜東北線「浜松町駅」徒歩7分

営業時間
平日・祝前 12:00~22:00
土・日・祝 15:00~22:00

大和桜さんTwitter
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