第39回ホスナビグランプリを制したのは、RⅡSの龍也さん。前回覇者である同店の咲紅さんを超える、オドロキの800万GOLD以上を獲得してのNO.1。そんなとどまるところを知らない勢いのRⅡSの龍也さんのインタビューをお届けします!
ツイキャスのフォロワーの応援が優勝の力に
ー ホスナビグランプリの優勝おめでとうございます
ありがとうございます。
ー ホスナビグランプリに久しぶりのエントリーでしたよね?
エントリーしたのは本当に初期のころですね。わけもわからず参加した第1回。ちょっと状況がわかってきた第2回とか第3回、第4回。確か2回くらい2位を獲得したんですよね。
それで今回はプロデュースしたRⅡSのプロモーションも兼ねて、心機一転でがんばってみようと。やるなら一番を取りたいという思いでエントリーしました。
ー どんな方たちの応援が大きかったのでしょうか?
もちろん指名していただいているお客様が第一です。本当に感謝です。それとSNSの中でもツイキャスで知り合ったリスナーさんたちですね。ツイキャス自体は、ずいぶん休んでたんですけどね。ツイッターのフォローをしていたので、みなさんが自分のことを気にしていてくれたみたいです。
「どうやれば応援できるの」って、連絡をいただきました。ありがたいですよね。ですからホスト業界とは関係のない一般の方からもずいぶんと応援していただけました。
ー どんな魅力的なツイキャスの内容だったんですか?
ツイキャスの内容は雑談ですね。目的がもっといろいろな人にホストクラブっていうものを理解してもらおう、お店のことを知ってもおうと思ってやっていたので。その入口として雑談を中心としたもので、そこに少しホストの世界のことを盛り込んでいました。
ただし当時ツイキャスをやっていたのは、ホスト業界の中ではわりと早い方だったと思いますね。他に2〜3人いたかなっていうくらいで。
ホスト業界から離れて見えてきたもの
ー 龍也さんは、一時的にホストの世界から離れていたと聞きましたが、その間はどのようなことをしていたのですか?
プロデューサーとしてこのRⅡSの立ち上げを見てきたのですが、その前はしばらくホスト業界から離れていました。昼間の仕事に興味が出てきたんですよね。
それと東京オリンピックが終わったら、ビジネスの流れが大きく変わるだろうから、それについて勉強や調査をしていました。そのためには東京だけでなく地方の存在も重要だと考えて、あちらこちら旅行がてら回って勉強してました。
ー 復帰してホスト業界が変わったと感じたことはありましたか?
全体的に見るとお客様が優しくなったし、マナーがゆるくなったかなと思いました。その分、遊びに行くための敷居が下がってきたなとも感じましたね。
ー ホストの従業員に変わったと感じたことはありましたか?
業界全体としては、ホストの従業員も学生ホストなどアルバイト感覚の人が増えて、やっぱり入店への敷居が下がったようですね。
ただうちはアルバイト感覚よりもがっつりレギュラーが中心です。教育面でも自分は自分が教わったように教えています。時代は変わっても、本質的に売れるために必要な要素に変わりはないと感じています。だから自分が売れたように教えることで、入店してくれた従業員には全員売れて欲しいと考えています。
プロデューサーとしてのRⅡSのビジョン
ー グランドオープンから1か月、RⅡSはどんなスタッフが在籍していますか?
いろいろなジャンルのキャストが在籍しています。正統派もビジュアル系もいて、個性のあるメンバーが揃っていますよ。
ー 未経験者を中心という採用コンセプトでしたよね?
そうです。今の在籍ホストも8割が未経験者です。
ー 未経験者の教育は大変ではありませんか?
経験者の方が教育的に楽だと思いがちですけど、個人的にはちょっと違うかなぁと。
未経験の方が変な癖がついていないので、知識やノウハウの吸収が早いんです。中途半端な経験があると、よくない癖もついてて成長を妨げることも少なくないですからね。もっとも、その大前提として本人のやる気があっての話ですけど。
ー その在籍の中に将来のスーパースターはいますか?
これまでいろいろな店を見てきた中、歌舞伎町のホストクラブの社長や代表になった人たちも何人も見てきました。彼らと比較しても、RⅡSには彼らのような可能性を感じさせるキャストが何人もいます。
ー RⅡSの特徴、コンセプトといえば何でしょうか?
みんながスーパースターになる道を歩むこと。そして、いい意味でのチームワークがあることですね。
ホストというと個人プレイのイメージが強いんですけど、実際はチームワークが重要です。例えば100万円分のボトルを空けるといっても、一人じゃ飲みきれませんよね。大きな売り上げほど、お互いのサポートがあって達成できるんです。
もちろん順位争いもあるんですけど、ギスギスして働きにくいようなことはありません。
ー これからのビジョンを教えてください
これから成長していく従業員がたくさんいるので、店舗展開を増やしていったり、みんなそれぞれの夢を叶えられるようなサポートもしていきたいですね。
その延長線上にはホストを超えた夢やビジネスに手が届くように成長していって欲しいと思いますね。